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50年を経て卒業式に出席した1969年の卒業生=神戸市灘区六甲台町
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50年を経て卒業式に出席した1969年の卒業生=神戸市灘区六甲台町

 大学紛争の嵐が吹き荒れ、1969(昭和44)年の卒業式を挙行できなかった神戸大(神戸市灘区)で27日、当時の卒業生を対象に「50年目の卒業式」が開かれた。約180人が参加し、青春時代に思いを巡らせながら、半世紀越しの卒業式出席を果たした。

 大学紛争では、神戸大でも学生が校舎を占拠・封鎖し、69年の卒業式は中止に。同年の卒業生でつくる首都圏の同窓会「四四会」で、卒業50年の節目に行事を実施する案が挙がり、実行委員会を設立した。

 式の冒頭、既に亡くなって“卒業式”を迎えられなかった約100人の同期生に、参加者が黙とう。卒業式で披露されるはずだった、当時の戸田義郎・学長事務取扱による式辞を武田廣・現学長が代読し、卒業式の中止や学生生活を混乱させたことに「おわび申し上げる」と述べた。

 神戸市北区の男性(72)は「50年を経た卒業式には感慨深いものがある」としみじみ。実行委共同代表の番尚志さん(73)=千葉市=は「ようやく“卒業”できた。ほっとしている」と話した。(村上晃宏)

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