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ルミナリエに合わせて学生たちが制作した「光る募金箱」=神戸市役所
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 12月6日開幕の「神戸ルミナリエ」(同15日まで)まで1週間と迫った。今年は25回目の節目の開催となる。阪神・淡路大震災の経験を若い世代に継承するため、東遊園地の「慰霊と復興のゾーン」に初めて語り部ブースを設けるほか、一部を「メモリアルゾーン」として、2014年まで使っていた白熱電球約2・2万個による作品を展示する。また、来年の開催に向け、会場募金なども実施する。(西竹唯太朗、長谷部崇)

 神戸ルミナリエの運営資金を確保しようと今年も、神戸大や大学院の学生らが「光る募金箱」を制作した。硬貨を入れると、発光ダイオード(LED)が色とりどりに輝くなど、楽しい仕掛けが施されている。

 同大大学院工学研究科の塚本・寺田研究室が2005年に立ち上げた「イルミネこうべ」プロジェクトで、学生たちが人の動作を検知するセンシング技術やLED機器を自由に制御する技術などを駆使して毎年制作している。

 今年の新作は3点。正十二面体の作品は合わせ鏡の原理を用い、箱の中が万華鏡のように光る。立方体にLEDを1024個並べた作品は、七色の光がこぼれ落ちるなど、多彩なパターンで点灯。神戸芸術工科大の学生と制作した募金箱は、ガス灯をモチーフにしており、柔らかな光がミナト神戸の影絵を映し出す。

 同科の修士1年男子学生(23)は「募金箱の仕掛けを楽しんでもらうことで、協力への感謝の気持ちを伝えたい」と話している。会期中、学生たちは昨年までに制作したものを含め、計9台の募金箱を手に、東遊園地周辺で寄付を募る。昨年は約300万円が集まったといい、ルミナリエの運営費に充てられている。

■募金減少傾向 14年以降4千万円台

 入場や観賞料金を徴収せず、個人の寄付や企業の協賛金などによって支えられている神戸ルミナリエ。開催資金の一部に当てられる「募金活動」は、1996年の第2回から実施しており、毎年多くのボランティアらが募金箱を手に会場に立つ。

 神戸ルミナリエ組織委員会によると、過去24回の期間中の募金最高額は第13回(2007年)の約8700万円。一方で、開催期間の縮小などの影響で、近年は金額の減少が続き、第20回(2014年)以降は4千万円台で推移している。

 同委員会では、07年から「1人100円募金」の協力呼び掛けを実施。昨年にはスマートフォンによる決済システム「PayPay(ペイペイ)」「楽天ペイ」を募金の方法として導入するなど、寄付の周知や方法の拡充に工夫を凝らしている。

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