神戸

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市政情報などを届ける「神戸うわさプロジェクト」の仕掛け人(左から)本田亙さん、山本耕一郎さん=神戸市中央区雲井通5、中央区役所
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市政情報などを届ける「神戸うわさプロジェクト」の仕掛け人(左から)本田亙さん、山本耕一郎さん=神戸市中央区雲井通5、中央区役所
「-なんだってネ」「-あるらしい」。朗らかな文体が目を引く=神戸市営地下鉄三宮駅
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「-なんだってネ」「-あるらしい」。朗らかな文体が目を引く=神戸市営地下鉄三宮駅
至る所に“うわさ”があり、神戸の魅力を発信している=神戸市営地下鉄三宮駅
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至る所に“うわさ”があり、神戸の魅力を発信している=神戸市営地下鉄三宮駅
ここから写真を撮ると「映えるらしい」=神戸市北区山田町衝原、つくはら湖展望台
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ここから写真を撮ると「映えるらしい」=神戸市北区山田町衝原、つくはら湖展望台

 「三宮-谷上の料金が280円に! なるらしいで~」「うそ~! ほんまに?」「2020年6月1日からやけどな…」。神戸市内で、こんな“うわさ”が広がりつつある。朗らかな文体と漫画の吹き出しのような枠。内容も市営地下鉄に限らず、灘五郷や神戸ワインの豆知識など多種多彩だ。よく見ると、神戸市の市章と「KOBEうわさプロジェクト」の文字が。一体何が目的のプロジェクトなのか。(村上晃宏)

 現在“うわさ”が設置されているのは、市営地下鉄三宮駅(中央区)、中央区役所(同)の2カ所。三宮駅ではホームや階段、トイレ前と、至る所にある。12月3日までは北区のつくはら湖にもあった。

 「市営地下鉄は、映画などのロケ地として、結構使われているらしい」(三宮駅)▽「ふきあい地域の南北を走るバスの試験運行が始まるらしいよ」(中央区役所)▽「映える♥らしいよ」(つくはら湖)-など、場所に応じた内容となっている。

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 仕掛け人は市広報課の本田亙課長(45)。今年4月に広報課へ配属され、気付いた課題は、市政情報が市民に行き届いていないことだった。「伝えたい人に伝えられていない」

 そんな時、アーティスト山本耕一郎さん(50)=青森県八戸市=の活動に興味を持った。山本さんが同市や川崎市などで実施する「うわさプロジェクト」は、まちの自慢などを取材し、吹き出し形のシールにして店舗などに貼っていくもの。“うわさ”を通じて人と人が交流し、まちの活性化につながった取り組みだ。

 市政情報の発信に活用しようと考えた本田さんは6月に山本さんと会い、協力を得た。10月には庁内に「うわさ部」を発足。参加者を募ると、部局を超えて20~50代の60人以上が手を挙げた。山本さんを招いた研修を受け、神戸弁を使う“うわさ”の設置を進めた。山本さんによると、行政が発信するスタイルは初という。

 本田さんは今後も、さまざまな市政情報をテーマに考え、公用車に“うわさ”を貼る案も検討中だ。「市政情報をしっかり市民に届け、住みやすい街につなげたい」と意気込む。

 皆さんも神戸の“うわさ”を見つける旅に出掛けてはいかがでしょうか?

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