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学生時代から修行し、靴磨き店を開いた小林里沙子さん=神戸市中央区北長狭通3
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学生時代から修行し、靴磨き店を開いた小林里沙子さん=神戸市中央区北長狭通3

 個性的な服飾店や飲食店が並ぶ神戸市中央区の「トアウエスト」にあるビルの5階に、靴磨き専門店「Dansako’s(ダンサコズ)」がオープンした。店長は社会人2年目で、同市出身の小林里沙子さん(23)=灘区在住。手作りの靴から見える“物語”に魅せられ、学生時代から少しずつ技術を身につけてきた。「靴を長持ちさせる技を持つ、誰でも気軽に訪ねられる店にしたい」と意気込む。(秋山亮太)

 新しい店は、真っ白な壁と床に囲まれた広さ約15平方メートルのスペースで、部屋の脇には、依頼を受けた靴が並ぶ。中央に、ブラシや靴用クリームなどが置かれた作業台が一つだけある。

 こぢんまりとした場所を選んだ理由を小林さんは、「お客さんとの距離が近く、友達のように談笑し、靴について相談してもらいたいから」と明かす。基本的な靴磨き(千円)をはじめ、光沢を取り戻す「鏡面磨き」(2500円)や「スニーカークリーニング」(3千円)など、単に磨くだけでなく、修繕やメンテナンスの依頼も受ける。

 職人を目指すきっかけは大学3年生の時、英国製の革靴を買ったことだった。作り手のこだわりや、風合いに現れる愛用者の人生などを感じた。「靴から見える物語を、使う人に長く感じてもらえる役割を果たしたい。だから靴磨き職人になりたかった」と振り返る。

 インターネットで職人を探し、大阪の百貨店にある店で修行。磨き方や接客のノウハウを学んだ。私生活でも友人らに靴を借りて練習し、イベントにも出店したという。「結婚式や入学・卒業式など、お客さんの大切な一瞬に携われる。その喜びにも気づけた」と話す。

 最近は、足のサイズが大きくて愛用靴の替えが見つかりにくかったり、言語などが理由で依頼しにくかったりする外国人からのオーダーも増えているという。「お気に入りに値段は関係ない。大切な一足を長く使えるよう、気軽に相談や修繕を頼める。そんな靴の“かかりつけ医”が目標です」

 営業時間は木、土曜日の午後1~6時。TEL090・6236・7641

https://dansako.com

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