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アマビエのイラストを投稿したサタケシュンスケさん=神戸市東灘区
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アマビエのイラストを投稿したサタケシュンスケさん=神戸市東灘区
江戸時代の瓦版に描かれたアマビエの姿(京都大付属図書館所蔵)
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江戸時代の瓦版に描かれたアマビエの姿(京都大付属図書館所蔵)

 新型コロナウイルスの感染拡大により、疫病よけの妖怪「アマビエ」が、会員制交流サイト(SNS)などで話題となり、イラストの投稿が盛り上がっている。感染の終息が見通せず、息苦しさが増す中、「明るい話題を」と、カラフルなアマビエを投稿した人気イラストレーターのサタケシュンスケさん(38)=神戸市東灘区=に話を聞いた。(杉山雅崇)

 アマビエは、江戸時代末の1846(弘化3)年、肥後(熊本県)の海岸に出現。光る姿を見つけた役人に名前を告げ、疫病流行を予言すると「私を写し人々に見せよ」と言い残して、海中に戻ったという。

 当時の瓦版が出現を記録しており、挿絵を見ると、上半身はうろこに覆われ、鳥のようにとがった口。髪の毛は足元まで伸びている。特徴的な姿は、漫画家水木しげるさんが描いた妖怪画でも知られている。

 ツイッターでは、新型コロナによる臨時休校が始まった3月3日ごろから、アマビエに関する文章やイラストの投稿が急増。以後、1日1万件以上、つぶやかれている。

 サタケさんもツイッターでアマビエを見つけ、10日に朱、緑、青色などで塗ったイラストを投稿した。

 「味のある外見もそうですけど、『御利益があるぞ』と断言しないゆるさが気に入りました」と笑う。

 サタケさんのイラストは2週間で5千件近く拡散され、「スマホの待ち受けにしました」「印刷して玄関に貼ります」などと多くの反響が寄せられた。

 サタケさんは休校中の子どもたちのため、オリジナルの動物塗り絵も無料でダウンロードできるようにしている。「暗い世間を少しでも明るくできたならうれしい。これからも『イラストレーターができること』を考えていきたい」と話した。

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