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屋外で朝食を楽しむタンタン(手前)と散歩するコウコウ=2000年9月13日
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屋外で朝食を楽しむタンタン(手前)と散歩するコウコウ=2000年9月13日
王子動物園に到着したタンタン(右)と初代コウコウ=2000年7月16日
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王子動物園に到着したタンタン(右)と初代コウコウ=2000年7月16日
生まれたばかりの赤ちゃんをみつめるタンタン=2008年8月26日(王子動物園提供のビデオ映像から)
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生まれたばかりの赤ちゃんをみつめるタンタン=2008年8月26日(王子動物園提供のビデオ映像から)
ハロウィーンを前に、飾り付けられたカボチャにかぶりつくタンタン=2019年10月27日
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ハロウィーンを前に、飾り付けられたカボチャにかぶりつくタンタン=2019年10月27日
神戸新聞NEXT
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 旦旦(タンタン)、20年間ありがとう-。神戸市立王子動物園(同市灘区)で飼育する雌のジャイアントパンダのタンタンが、中国に帰ることが19日、決まった。阪神・淡路大震災で傷ついた神戸を元気づけ、入園者数を倍増させた人気者。新型コロナウイルス感染症のため閉園中の決定に、市民からは「最後にもう一度会いたい」との声が上がった。

 タンタンは、初代興興(コウコウ)と2000年7月に来神。国内での飼育は3例目で、ペアは復興途上の街の子どもらに笑顔をもたらした。00年度の入園者数は199万人(前年度99万人)を達成。入園者アンケートでは、ゾウやコアラを引き離し、常にトップの人気だった。

 その一方、期待された繁殖はうまくいかなかった。コウコウが2代目にバトンタッチし、03年から人工授精に取り組むが、07年は死産。翌年は出産から4日で、赤ちゃんが死んだ。10年には2代目コウコウが人工授精の麻酔中に急死し、タンタン1頭に。新たに雄1頭を借り受ける中国側との合意は進展せず、タンタンの借受期間の延長交渉も実らなかった。

 「無邪気に食事をする姿を見て心が軽くなった」と震災で自宅が半壊した女性(58)=同市灘区。タンタンの愛らしさに救われたといい、「最後にもう一度会って感謝を伝えたい」と話した。

 休園中の19日もタンタンは竹を食べたり、日なたぼっこをしたりと、元気な様子を見せていた。広報担当の栗山聡史さん(37)は「新しいパンダにも来てもらいたいが、震災時に勇気をくれたタンタンにいてほしかった」と残念がった。(初鹿野俊、西竹唯太朗)

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