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雨の日の広場を描いたイラストを手にするフジモトゴールドさん=神戸市中央区内
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雨の日の広場を描いたイラストを手にするフジモトゴールドさん=神戸市中央区内

 「でこぼこ広場」「パイ山」の愛称で親しまれ、4年前に再開発で見られなくなった阪急神戸三宮駅北側の「さんきたアモーレ広場」を記憶にとどめてもらおうと、神戸市在住のイラストレーター、フジモトゴールドさん(27)がかつての風景をイラストに描き、ツイッターで公開した。待ち合わせ場所としてにぎわった同広場とあって、「懐かしい」などのコメントが多く寄せられている。(坂井萌香)

 幼い頃から絵を描くのが好きだったフジモトさん。神戸市内の大学を卒業後、銀行に就職したがすぐに辞め、デザインの専門学校で学んだ後、ウェブデザイナーとして働いた。2年前からフリーランスのイラストレーターとして活動する。

 新型コロナウイルスの感染拡大で外出の自粛が続く中、「家庭で過ごす時間に思い出を語り合ってほしい」と制作を決意。待ち合わせ場所は「思い出の始まり」になると考え、同広場を題材に選んだ。

 「雨の日に友人や恋人を待った記憶が鮮明に残っている」というフジモトさん自身の経験を基に、5日かけてタブレット端末にタッチペンで描いた。真ん中には、雨の中で傘を差す男性がたたずむ。タイル敷きを丁寧に描き、ぬれた地面に街灯の光が反射する様子を幻想的に表現した。

 13日にツイッターに投稿したところ、「写真かと思った」「懐かしい」「恋人とよく待ち合わせしていたことを思い出した」などとコメントが寄せられた。

 新型コロナの影響で、自身も仕事が減少したというフジモトさん。「神戸市民の心を揺さぶりたくて書いた。この絵を話題に自宅で過ごす時間を楽しんでもらえたらうれしい」と話す。

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