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「温泉むすめ」に関連したクラウドファンディングを募る元湯龍泉閣の當谷逸郎社長=神戸市北区有馬町
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「温泉むすめ」に関連したクラウドファンディングを募る元湯龍泉閣の當谷逸郎社長=神戸市北区有馬町

 全国の温泉を舞台にしたアニメプロジェクト「温泉むすめ」を展開する東京のアニメ制作会社「エンバウンド」が、新型コロナウイルス感染拡大で苦境にある旅館を支援しようと、有馬温泉の旅館「元湯龍泉閣」(神戸市北区有馬町)とタイアップしたクラウドファンディング(CF)を始めた。出資者には同旅館での宿泊などに利用できるチケットのほか、ファン垂ぜんの温泉むすめ限定グッズがもらえる。有馬内外の他の旅館とも同様の提携をしていくという。(西竹唯太朗)

 同プロジェクトは2017年春、地域活性化につなげようと始まった。全国各地の温泉に宿る神さま「温泉むすめ」たちが、東京の学校で学びながら「人々を沸かせ、癒やすこと」を目標にアイドル活動に励むという設定だ。既に約120のキャラクターが誕生。各キャラの声優も人気で、有馬でも声優イベントなどが催された。

 元湯龍泉閣は全国の旅館に先駆けてプロジェクトに参加。有馬温泉の姉妹キャラ「有馬輪花・楓花」がプリントされた法被といった関連グッズを販売するなどしてきた。しかし、新型コロナウイルスの影響で、4月上旬から休業に。休業要請の解除後も宿泊客はすぐには戻らないとして6月末まで休業継続を決めた。

 そんなときCFの申し出があった。「休業中の維持費に頭を抱えていると聞いたので、これまでの恩返しにと企画した」とエンバウンドの橋本竜社長(42)。5月25日から出資を募ったところ、24時間以内で目標額の100万円に達したという。

 同旅館の當谷逸郎社長(46)は「自粛が解除されても観光客がすぐに戻らないのでありがたい」。橋本社長は「温泉地と温泉むすめは一蓮托生(いちれんたくしょう)。一緒にこの危機を乗り越えていきたい」と力を込めた。

 CFサイト「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」で6月30日まで受け付けている。3千円の出資から出資額分のチケットがもらえる。来年6月30日まで宿泊や売店での土産代などに使用できる。限定グッズは「有馬輪花・楓花」がプリントされたポストカード。出資額に応じてキャラの服装やポーズなどが変わるという。

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