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厳しい出発の中、ライブ文化を守りたいと誓う児島進代表(右)と弟の勝専務=神戸市中央区下山手通2
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厳しい出発の中、ライブ文化を守りたいと誓う児島進代表(右)と弟の勝専務=神戸市中央区下山手通2

 新型コロナウイルス感染拡大の予防のため、兵庫県の休業要請などに基づき休業してきた、老舗ライブハウス「チキンジョージ」(神戸市中央区)が27日、約3カ月ぶりに公演を再開する。安心、安全対策を講じて再開にこぎつけ、児島進代表(59)は「長かった。少しずつだが、待ちわびている音楽ファンのためにいい舞台を提供したい」と誓った。(津谷治英)

 1980年に創業し、今秋に40周年を迎える。シンガー・ソングライターの平松愛理さん、もんたよしのりさんら地元出身者をはじめ、多くのミュージシャンがこの舞台を踏んだ。

 だが40年は苦境の連続だった。95年の阪神・淡路大震災で全壊。再出発を果たすが、震災の負担は重く、2005年に経営見直しで再休館。2年半後、地下1階に新たな店舗を構えた。

 今回の新型コロナで再び試練に直面。2月末ごろから公演延期が相次ぎ、4、5月はほぼ全てが延期、中止となった。休業中はライブ動画配信などに取り組み、再開に備えた。

 県のコロナ対策ガイドラインは3密(密閉、密接、密集)回避を重視。舞台から客席を空け、鑑賞者同士の間隔も約2メートルを求めるため、入場客の減少による採算圧迫は免れない。児島さんは「自分の店から感染者を出したくない。アーティストとファンの安全が優先」と話す。壁にはインフルエンザなどで除菌効果がある高額のコーティングを施し、立ち見を見合わせる。

 27日はお笑いタレント間寛平さんの息子で、シンガー・ソングライターの間慎太郎さんが登場。高校生のころからチキンジョージに通い、今回はオリジナルTシャツを販売して寄付を募り支援してきた。自らも活動自粛が続き、神戸での再スタートを喜び、「うれしい。まだ大きな公演は無理だが、静かに盛り上げたい」と抱負を述べた。

 翌28日は女性ボーカル3人を軸にしたバンド「オシャレルズ」が公演する。詳しくはチキンジョージのホームページで。

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