神戸

  • 印刷
神戸市役所1号館1階の傘立て。傘はオリジナルデザインだ=同市中央区加納町6
拡大
神戸市役所1号館1階の傘立て。傘はオリジナルデザインだ=同市中央区加納町6

 スマートフォンを使った傘の共有サービス「アイカサ」の実証実験が、神戸市中心部の商業施設や鉄道駅など75カ所で始まった。市と阪神電気鉄道(大阪市)、サービス運営会社「ネイチャーイノベーショングループ」(東京都)が実施。ビニール傘の使い捨てによる環境への影響を減らすとともに、利便性の向上による経済活性化を図る。7月末までのキャンペーン期間は無料で利用できる。(初鹿野俊)

 アイカサは、サービスの専用アプリやLINE(ライン)アカウントで傘立てのQRコードを読み取り、ロックを解除して借り出す仕組み。既に首都圏や福岡市内など約500カ所に展開しており、全国のどこの傘立てにでも返却できる。料金は登録したクレジットカードなどで決済する。

 今年2月に3者は連携協定を締結し、4月末から実証実験を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大で約1カ月半遅れ、今月15日のスタートとなった。

 傘立て(約20本分)は、神戸国際会館やさんちか、神戸ハーバーランドなどの商業施設をはじめ、市役所や中央区役所などに設置。阪神電鉄や神戸高速鉄道、ポートライナーや六甲ライナー、市営地下鉄の主な駅にも置く。7月中に90カ所に拡大し、計2千本を用意する。

 料金は、通常24時間70円で、使い放題プランは月額280円。大阪ガスの協賛により7月31日まで無料。紛失した場合は、買い取り(864円)が必要。

 阪神電鉄によると、傘の忘れ物は後を絶たず、昨年7~12月では約5500本に上る。持ち主が現れないまま処分することも多いといい、同社経営企画室の林亮太課長補佐は「傘の廃棄を減らし、環境保全に貢献したい」と話す。

 利用データから雨天時の人の流れを分析し、三宮再整備などまちづくりや地域経済の活性化など課題解決に生かすことも検討する。市つなぐラボの長井伸晃特命係長は「企業と協力して『雨の日クーポン』を発行し、雨天時の買い物を促すような取り組みもできれば」と期待を寄せる。

 実証実験は2022年3月まで。詳しくは「アイカサ」で検索。

神戸の最新
もっと見る

天気(7月8日)

  • 28℃
  • 23℃
  • 90%

  • 28℃
  • 23℃
  • 80%

  • 29℃
  • 24℃
  • 80%

  • 28℃
  • 23℃
  • 90%

お知らせ