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後輩にメッセージを伝える小滝桃子さん(坪井桂子教授提供)
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後輩にメッセージを伝える小滝桃子さん(坪井桂子教授提供)

 神戸市看護大(神戸西区学園西町3)が、新型コロナウイルス感染症の影響で学習や進路に不安を感じている学生を励まそうと、先輩からの応援メッセージを動画で届けている。同大の坪井桂子教授が、医療や介護の現場で働く教え子に撮影を依頼。オンライン授業の際に流し、学生に好評を得ている。(伊田雄馬)

 同大では4月上旬以降、講義や実習がオンラインに移行。学生からは「学んでいる実感がない」「国家試験の勉強や就職活動はどうなるのか」などと心配する声が上がっていた。

 坪井教授は「看護師としての将来像を示し、コロナ禍を乗り越えてもらおう」と、メッセージを発案。同大や前任校での教え子に呼び掛け、これまで4人が応じたという。

 「皆さんはじめまして。私もいちかん(市看護大)の卒業生です」と約1分間の動画を寄せたのは、姫路市内の特別養護老人ホームで働く小滝桃子さん(30)。結婚により神戸市内のデイサービス施設を退職した後は専業主婦だったが、4月に現場復帰した。

 感染拡大で看護職の必要が高まったことを受けた、日本看護協会の復職要請に応じたもので、「私も同級生も最前線で踏ん張っています」と勤務先の様子や、やりがいを説明。「皆さんは今、世界中で一番求められている人材です。看護大学で勉強していることを誇りに思ってください」とエールを送った。

 坪井教授が「今日はプレゼントがあるよ」と、オンライン授業の最後で動画を流すと、学生からは「初心に立ち返れた」「目標を見失わず頑張りたい」などと前向きな反応が寄せられたという。

 7月からは病院での実習も再開される見通しだが、坪井教授は今後も卒業生からメッセージを募り、学生を力づけていくという。

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