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常連客らと談笑する店主の渡辺正明さん(右)=神戸市中央区相生町5
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常連客らと談笑する店主の渡辺正明さん(右)=神戸市中央区相生町5

 明治38(1905)年創業の老舗酒販売店「渡辺酒店」(神戸市中央区相生町5)が、1世紀以上にわたる歴史に幕を閉じた。

 同店は、酒販売店の一角で飲酒ができる「角打ち」というスタイルの店舗。開店時間の午後5時になると、近くの工場で働く労働者らで、店内はいっぱいになる。それぞれが好きな酒を片手に会話を楽しみ、日々の疲れを癒やす。

 4代目店主の渡辺正明さん(85)が閉店を決めたのは体力的な理由から。「お客さんに支えられっぱなしの店主人生やった」。7年ほど前から、店を閉めることを考え始めたが、そのたびに常連客の声に背中を押され、営業を続けてきた。

 営業最終日の6月30日は、大勢の客が別れの言葉を贈りに来店した。渡辺さんは「最後の日なのにいつも通り騒がしい。この店らしい終わり方」と顔をほころばせた。(森下陽介)

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