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チャリティーコンサートを開くマウロ・イウラートさん=神戸市中央区北野町
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チャリティーコンサートを開くマウロ・イウラートさん=神戸市中央区北野町

 新型コロナウイルス感染症により多数の死者が出た母国イタリアを支援しようと、バイオリン奏者マウロ・イウラートさん=神戸市中央区=らがチャリティーコンサートを9月27日、神戸新聞松方ホール(同市中央区東川崎町1)で開く。神戸新聞社と神戸新聞文化財団が共催する「コロナ禍対策・音楽家緊急支援コンサート」の第1弾で、兵庫県内の音楽活動が本格的に再開するきっかけになることを目指している。(藤本賢市)

 イウラートさんは2003年、徳島文理大客員准教授として来日し、09年から神戸在住。オーケストラの演奏会やリサイタルで50回以上、松方ホールに出演しているほか、神戸市内で音楽教室も主宰する。

 イタリアは、新型コロナによる死者数が一時は世界最多になるなど感染被害が大きく、心を痛めたイウラートさんは「自分が舞台に立ちたいという思いだけではなく、今こそ芸術を社会の力として役立てるべき」とチャリティー公演を企画。松方ホールの「支援コンサート」の対象として会場使用料などの経費負担を軽減することができ、開催にこぎ着けた。

 午後0時半、同4時からの2回公演で、プログラムは異なる。ビバルディやブゾーニらイタリアの作曲家の作品と、イウラートさんが学んだウィーンゆかりの曲を弾く。収益は、イタリア政府の義援金窓口となっている市民保護局に寄付するという。

 イウラートさんは「新型コロナの影響で1月以降、演奏会を開けなかった分、気持ちを凝縮して表現したい」と意欲をみせている。

 1500円。前売り発売は8月3日から。松方ホールTEL078・362・7191

    ◇

 支援コンサートは、県内を拠点に活動する演奏家や団体を対象に、公演の企画を募集。ホール使用料と公演に必要な最低限の設備使用料、人件費など通常50万~60万円の経費を20万円に割り引き、共催する。

 12月には、ピアニストの釈迦郡(しゃかごおり)洋介さんと崎谷(さきや)明弘さんが公演予定で、ほかにも複数の団体が企画を検討している。7月末まで受け付け。神戸新聞文化財団TEL078・362・7111

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