神戸

  • 印刷
900通近い感謝の手紙を前にする前田順子さん(右)と春田純一さん(中央)ら=神戸市中央区琴ノ緒町5
拡大
900通近い感謝の手紙を前にする前田順子さん(右)と春田純一さん(中央)ら=神戸市中央区琴ノ緒町5
10月に上演する「晴矢純三郎一座・誕生編」のチラシ
拡大
10月に上演する「晴矢純三郎一座・誕生編」のチラシ

 新型コロナウイルスの感染拡大で公演延期を余儀なくされ、物販用のTシャツで手作りしたマスクを無料提供した小劇場「神戸三宮シアター・エートー」(神戸市中央区琴ノ緒町5)に、感謝の手紙や公演再開を待ち望む声が続々と寄せられている。10月にオリジナルの芝居「晴矢(はれるや)純三郎一座・誕生編」を上演・ライブ配信することが決まり、出演者らは「マスクで生まれた縁を大切にしたい」と稽古に励んでいる。(豊田 修)

 エートーは今年4月、3周年を記念して、支配人で俳優の前田順子(芸名・大志田詢子(おおしたじゅんこ))さんと俳優の春田純一さんの演劇ユニット「春匠(はるたくみ)」が東京公演を予定していた。しかし、新型コロナの影響で公演は延期。前田さんが、Tシャツでマスク作りを発案した。

 当初は400枚を目標にしていたが、神戸新聞などで取り組みが紹介されると問い合わせが殺到。スタッフ4人が2週間がかりで、計900枚のマスクを縫い上げ、希望者に郵送した。

 その後、礼状と共に現金や菓子、食品などが送られてくると、前田さんらは反響の大きさに励まされた。

 「直接お礼が言いたい」というメッセージのほか、「エートーに行ってみたい」「演劇鑑賞がしたい」との希望も寄せられたことから、劇場公演に加え、足を運びにくい人向けにライブ配信も企画した。

 「晴矢-」は、旅回り一座と、私財をなげうって劇場を建てた男の奇妙な巡り会いの物語。昭和歌謡風の歌あり、笑いあり、涙ありの人情喜劇に仕上げられている。

 前田さんは「マスク配布を通じ演劇とは無縁だった多くの人から問い合わせがあり、うれしい。今作は昭和が舞台で年配の方々にも懐かしく楽しんでもらえるよう頑張りたい」と意気込んでいる。

 10月14、15日午後7時▽16、17日午後2、7時▽18日午後2時-の7回公演で3千円。ライブ配信は16~18日の各公演で2千円。エートーTEL078・231・0011

【記事特集リンク】新型コロナウイルス

神戸の最新
もっと見る

天気(9月28日)

  • 26℃
  • ---℃
  • 20%

  • 24℃
  • ---℃
  • 20%

  • 27℃
  • ---℃
  • 0%

  • 27℃
  • ---℃
  • 10%

お知らせ