神戸

  • 印刷
クラブハウスの地下室に保管されていたトロフィーを磨く神戸外国人居留地研究会の会員=神戸市中央区八幡通2
拡大
クラブハウスの地下室に保管されていたトロフィーを磨く神戸外国人居留地研究会の会員=神戸市中央区八幡通2
トロフィーを1点ずつ撮影し、目録の作成が進む=神戸市中央区八幡通2
拡大
トロフィーを1点ずつ撮影し、目録の作成が進む=神戸市中央区八幡通2
1895年の陸上競技大会の「スワンカップ」。東洋風の飾りが特徴的(KR&AC提供)
拡大
1895年の陸上競技大会の「スワンカップ」。東洋風の飾りが特徴的(KR&AC提供)
レガッタのインターポートマッチ(1909年)のトロフィー
拡大
レガッタのインターポートマッチ(1909年)のトロフィー
1918年から行われた「ゴードン・ステファン ローンテニスチャレンジカップ」のトロフィー(KR&AC提供)
拡大
1918年から行われた「ゴードン・ステファン ローンテニスチャレンジカップ」のトロフィー(KR&AC提供)

 創立150周年を迎える居留地発祥の「神戸レガッタ・アンド・アスレチック・クラブ(KR&AC)」(神戸市中央区八幡通2)で保管されているトロフィーやカップなどの目録作りに、NPO法人「神戸外国人居留地研究会」が取り組んでいる。目録作成はほぼ1世紀ぶりで、同研究会は「埋もれたままになっていた記念品も多く、節目の年に完成させたい」と精力的に作業を進めている。(西竹唯太朗)

 KR&ACは関西最古のスポーツクラブ。大会などの記念品はクラブハウスに飾られているもののほか、地下室にも多数がしまい込まれていた。目録は、同クラブが1925年に作製したものしかなく、更新が必要だと8月末から調査を始めた。

 週に1度のペースで会員数人が集まり、一点一点をきれいに磨いた上で撮影。銘文から大会や競技種目を特定し、記録していった。

 現存最古のものは、1895年の陸上競技大会で、スワン牧師の名前を冠したカップ。現在の東遊園地にグラウンドとクラブハウスが造られ、スポーツ文化を育んだ初期の貴重な資料だ。

 ヨットの装飾の付いた1909年のトロフィーは、レガッタ(ボート競技)の「インターポートマッチ」(港対抗戦)のもの。横浜などの外国人クラブを相手に、サッカーやラグビーに広がった“日本最古の定期戦”の歴史を物語る。

 150年記念誌の編集にも携わる同研究会の高木応光(まさみつ)理事(74)は「他都市との関わりなども考察できる目録にしたい」と作業に熱を込める。

 2000年代までの記念品の数は、盾やペナントなどを含めおよそ300点。だが、箱しか残っていないものもあるといい、同研究会の小代薫・神戸大学経済経営研究所特命講師(42)は「保管している関係者は、ぜひ提供を」と呼び掛ける。

 目録は、全点を写真入りで掲載。台座が破損し詳細が不明なものなどを除き、説明文を添える。配布場所などは今後、クラブと相談して決めるという。

神戸の最新
もっと見る

天気(10月27日)

  • 21℃
  • ---℃
  • 0%

  • 21℃
  • ---℃
  • 0%

  • 22℃
  • ---℃
  • 0%

  • 22℃
  • ---℃
  • 0%

お知らせ