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中州の親水公園に、チョークで描かれただまし絵風の路上アート=神戸市北区有馬町
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中州の親水公園に、チョークで描かれただまし絵風の路上アート=神戸市北区有馬町
温泉に見立てたテニスコートで湯に漬かる巨人=神戸市北区有馬町
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温泉に見立てたテニスコートで湯に漬かる巨人=神戸市北区有馬町

 六甲山の山上の森や施設を舞台に催されている芸術祭「六甲ミーツ・アート」。今年は山の北麓の「有馬温泉」(神戸市北区)も会場となり、温泉街のあちこちにユニークな作品が展示されている。ロープウエーなどで山上と行き来し、現代アートとともに、山の自然や名湯に親しんでもらうことを狙った。(堀井正純)

 芸術祭は阪神電鉄などが主催。六甲山の観光振興などを目的に2010年から毎秋開かれ、若い女性らの人気を集める。今年は神戸市からの要請もあり有馬温泉を開催エリアに加えた。

 有馬川中州の親水公園では、チョークアーティストとして国内外で活動する松本かなこさん(35)=東京都=が、石畳の上にチョークやパステルで絵を制作した。モチーフは同温泉の伝説にちなんだカラスや小舟。巧みに陰影を施した完成作は「だまし絵」風で、温泉客たちは、舟に座ったようにも見える写真などを記念撮影していた。

 チョーク画は、ロープウエーの駅や日帰り温泉「金の湯」の入り口近くなどにも制作。会期中も街なかで随時、公開制作するが、雨風で次第に消えてゆく、はかないアートでもある。

 森に囲まれた元テニスコートには、ピンク色のユニークな巨人が“出現”。木の板を積み重ね構築した高さ約4メートルの立体アートで、コートの床面を湯船に見立てた。巨人の顔や肩、膝小僧が温泉からのぞいている風に表現し、面白い。

 「猿」ともあだ名された豊臣秀吉像がある広場には、サルで文字をかたどった鉄のアートも並ぶ。スタッフの高梨修宏さんは「芸術の秋。アートと温泉で、心も体も癒やしてもらえたら」とPRしている。

 芸術祭は11月23日まで。有馬の作品鑑賞は無料。インフォメーションTEL078・891・0048

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