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ドローンで撮影された里山の高精度画像(神戸市提供)
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ドローンで撮影された里山の高精度画像(神戸市提供)
地形や災害リスクの把握に向け、航空写真測量を行うドローン=神戸市須磨区多井畑
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地形や災害リスクの把握に向け、航空写真測量を行うドローン=神戸市須磨区多井畑

 住宅地に近い「都市型里山」のモデル地区として、神戸市が保全・活用を進める多井畑西地区(須磨区、垂水区)で15日、ドローンで撮影した画像を使って地形や災害リスクを把握する取り組みの実証実験があった。海外のスタートアップ企業と連携し、上空から撮影した数百枚の画像を組み合わせて3Dマップを作製。地表の状態を詳細に把握できるといい、市は「スタートアップ企業の育成と防災・減災を両立できる」と意義を強調する。(伊田雄馬)

 市は今夏、都市再生機構(UR)が所有する同地区の元団地用地約29ヘクタールを無償で譲り受け、自然環境を生かした住環境づくりを進める方針を明らかにしていた。

 連携するのは、シンガポール国立大学の育成プログラムから起業した「ブレインプールテック」社。データ統合やAI分析の高い技術を持ち、日本の自治体との連携は神戸市が初めてという。

 実証実験では、同地区の須磨区の5~10ヘクタールを対象にドローンで測量。地上100メートル付近まで飛ばし、高度を変えながら約45分間撮影した。画像データをシンガポールの同社へ送ると、約1週間で高精度の3Dマップが完成するという。

 マップからは植物の分布や日照時間、土砂崩れなどの災害危険地域を読み取ることができ、市は「人間の目で把握できない部分まで可視化され頼りになる」と今後の活用に期待する。例えば大雨の前後に測量することで、土砂の流出量などが分かるとしている。

 同地区は、「ウィズコロナ」の時代を踏まえ、体験農園やハイキングコースなどを備えた里山として整備される予定で、来訪者向けの地図情報アプリとしての活用なども検討していくという。

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