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高齢者に対し、感染対策をした上で外出するよう呼び掛けるチラシ=神戸市役所
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高齢者に対し、感染対策をした上で外出するよう呼び掛けるチラシ=神戸市役所

 新型コロナウイルスの影響の長期化に伴い、高齢者のフレイル(虚弱)進行が危ぶまれるとして、神戸市は、感染対策をした上で積極的に外出するよう呼び掛けるチラシ3万部を製作した。高齢者は新型コロナで重症化のリスクが高いとされるものの、「過度に外出を控えたり、人と会うことを避けたりすると、かえって要介護状態になるリスクを高める」と注意喚起している。

 フレイルとは、年齢とともに心身の活力が低下し、介護が必要になりやすい状態になることを指す。市介護保険課によると、4、5月の非常事態宣言では、高齢者や家族から「外出自粛で足腰が弱った」「気分がめいる」「認知症が進んだのでは」などの声が多く寄せられたという。

 チラシは、外出を控えて自宅で生活することが長くなると、認知機能が低下したり、閉じこもりになるリスクが高まったりするなどして、将来的に寝たきりになる可能性もあると注意。マスクや手洗い、3密回避などの感染対策を取った上で、人と交流したり、日光を浴び、ウオーキングやストレッチで体を動かしたりすることを勧めている。

 離れて暮らす家族に対しても、訪問を控えるのではなく、マスクをして短い時間でも会ったり、小まめに電話で連絡を取ったりするよう呼び掛けている。同課は「要介護のきっかけは社会とのつながりを失うこと。フレイル予防の取り組みや人との交流をいつも以上に意識して」としている。チラシは各区役所・支所やあんしんすこやかセンターで配布。当初1万部だったが、反響が大きく、2万部を増刷したという。

 また、6月からサンテレビで放送してきた同市の介護予防体操プログラム「KOBE元気!いきいき!!体操」の放送時間が、10月から毎週土曜の午前10時~10時半に変更された。音楽体操や筋力トレーニングのほか、フレイル予防に必要な知識などを伝える。9月で終了予定だったが、番組が好評で、12月まで延長されることになったという。(長谷部崇)

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