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 通信販売で購入した商品が翌月以降も届き、高額な請求をされる「定期購入」が問題となっており、神戸市内でも相談件数が年々増えている。2019年度は約700件と、5年間で約17倍に急増。本年度は、これを超えるペースで推移している。新型コロナウイルス感染症の影響で通販利用は伸びており、市は「1回だけの購入かどうか、条件をよく確認してから契約を」と呼び掛けている。(初鹿野俊)

 「脱毛クリーム、1本980円」。スマートフォンのアプリで動画を視聴中、そんな広告を目にした男性が購入したところ、翌月も同じ商品が届き、6千円の請求書が同封されていた。申し込みの契約を確認すると、2回目以降は6千円で6カ月の定期購入が、広告価格の条件だった-。

 これは、市消費生活センターに寄せられた定期購入に関する相談の一例だ。

 定期購入を巡っては、割安な価格につられて1回だけのつもりで申し込むと、2回目以降に高額な価格を請求される、詐欺的な商法が全国的に拡大している。インターネット通販の申し込みが大半で、申込時の画面に契約条件が記載されていると、同意したことになるという。

 同センターへの相談件数も、14年度の40件から右肩上がり。本年度は9月までの半年で389件と、19年度の698件を上回る恐れもある。同センターは「コロナ禍で通販の利用者や購入頻度が増えていることも背景にある」とする。

 商品別にみると、サプリメントやダイエット関連など健康食品と、美容液や脱毛剤など化粧品に関する相談が9割。年代別では中高年が多数を占め、性別では女性が約7割だが、未成年や男性の割合が増加傾向にあるという。

 同センターは「申し込み画面は最後までしっかりと確認してほしい」と注意を喚起している。

 相談は消費者ホットライン(TEL188)へ。

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