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人工呼吸器や人工心肺装置(ECMO)を備えた重症個室を紹介する木原康樹院長=神戸市中央区港島南町2(撮影・辰巳直之)
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人工呼吸器や人工心肺装置(ECMO)を備えた重症個室を紹介する木原康樹院長=神戸市中央区港島南町2(撮影・辰巳直之)
本館西側の駐車場に整備されたプレハブ造りの臨時病棟=神戸市中央区港島南町2(撮影・辰巳直之)
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本館西側の駐車場に整備されたプレハブ造りの臨時病棟=神戸市中央区港島南町2(撮影・辰巳直之)

 神戸市立医療センター中央市民病院(同市中央区港島南町2)に、新型コロナウイルス感染症の重症患者専用の臨時病棟が完成し、7日に内覧会が開かれた。9日から運用を始め、冬季の流行に備える。

 同病院では4月以降、入院患者と職員計36人に院内感染が判明し、患者3人が死亡。救急を含む新規の外来・入院の受け入れを停止するなど、危機的な状況に陥った経験を踏まえ、本館西側の職員駐車場(約2500平方メートル)に臨時病棟を新設することにした。

 平屋のプレハブ建てで、集中治療室(ICU)機能を備えた重症個室14床と、中等から重症向けの22床。市によると、全病床で重症者を受け入れ可能な臨時病棟は全国初という。

 36床全てに人工呼吸器を備え、血液浄化装置を2台、人工心肺装置(ECMO)を1台設置。空気が室外に漏れないよう陰圧化され、防護服の着脱場も設けた。患者の状態を遠隔で見守るモニタリングシステムなど院内感染対策を徹底。事業費約11億円は国からの交付金で賄うという。

 木原康樹院長は内覧会で「どのような重症患者にも対応できる高機能な病室」と重症個室を紹介。タブレット端末を使った患者と家族の面会や、来年1月までのCT撮影室の新設などについても説明した。

 同病院にはこれまで209人が入院し、うち11人は現在も入院中。久元喜造市長は「臨時病棟完成で新型コロナ患者の治療と、地域医療、高度医療、救急医療の両立を図る」と述べた。(中島摩子)

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