遺構「神戸の壁」伝える影絵展 震災の記憶、絵画で発信

2020/11/24 05:30神戸新聞NEXT

１７日の展覧会オープニングであいさつする三原泰治さん＝神戸市長田区腕塚町５

　神戸市長田区の公設市場にあった阪神・淡路大震災の遺構「神戸の壁」を絵で伝える「遺構・神戸の壁が語る影絵展」が、同区腕塚町５の「ウォール・ギャラリー」（大橋地下道内）で開かれている。壁の保存活動に取り組む「リメンバー神戸プロジェクト」代表で現代美術家の三原泰治さん＝同市垂水区＝が描いた２９点を展示。焼け残った壁が物語る震災の記憶を発信している。（金　旻革）