神戸元町商店街にある靴店内で、珍しい自動販売機を見つけた。売っているのは、何と生のリンゴ。カットされた皮付きと皮なし(各200円)に、皮なしの蜜リンゴ(250円)の3種類がある。リンゴは信州生まれの記者の好物。試しに一つ買ってみた。
包装のビニール袋の中には、半個分の4切れが。芯も取られており、すぐに食べられる。想像以上に新鮮で、シャキシャキだった。
自販機を設置したのは、青果物卸の「MVM商事」(神戸市中央区)で、担当者によると市内ではここだけ。リンゴは青森県産で、味はいいのに小さかったり、皮が傷ついたりしたものだという。
そういえば、最近実家に帰れてないなぁ。リンゴをむいてくれる家族のありがたさを教えてくれる自販機だ。(坂井萌香)
