ナゼ? 高さ数m、フェンスの穴に食い込む木 一体化している…

2021/01/14 05:30

フェンスに食い込む木

 神戸新聞本社(神戸市中央区)のある神戸ハーバーランドで、とあるフェンスが気になった。 関連ニュース なぜ水平?地面から2メートル、民家の壁に「ラバーポール」 きっかけは小4男児の手紙「だいすきな木をきらないで」 神戸で接ぎ木の桜が開花 神戸の公園に謎の“モアイ” 口元まで埋められた理由不明

 数メートルの高さに、小さな木の塊。樹木は、障害物を飲み込むように成長することがある。これもおそらくその一例で、伐採されたが、フェンスと一体化した枝の一部は取り除けなかったのだろう。
 近くではたくさんの子どもたちが遊び、買い物客も通るが、気に留める人は誰もいない。それでも「なかったことにはさせないぞ」とばかりに、粘り強く存在を訴え続けているように見えた。
 それにしても、記者として見習いたいほどの“食い込み”ぶり。情報をつかむには機転もいるが、地味な作業を重ねるしつこさも、欠かせない。記者8年目を前に、「初心を忘れるな」と叱咤(しった)激励された気がした。(那谷享平)

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