西神中央駅前の新施設、来秋オープンへ 内部イメージ公開

2021/02/10 18:05

西神中央駅前にできる新施設の外観(神戸市提供のイメージ図)

 神戸市は、市営地下鉄西神中央駅(西区)西側に整備する文化・芸術ホールと図書館の一体施設について、来年9月ごろにオープン予定と発表し、施設内のイメージパースを公開した。 関連ニュース 【写真】新しい西図書館の内部イメージ 【写真】文化・芸術ホールのイメージ図 【写真】交流モールのイメージ図

 施設は3階建て。東側に文化・芸術ホールが、西側に新しい西図書館が入り、両施設をつなぐ交流モールを設ける。鹿島リースを代表企業とする企業連合体が整備し、今年2月に着工、来年6月ごろに完成予定。
 文化・芸術ホールは専用床面積約2500平方メートル、500席。本格的な音響設備があり、クラシック音楽の演奏や舞台芸術、観劇の公演などに対応できる。多目的スペース(1階)やリハーサル室(2階)、練習室なども設ける。
 図書館は専用床面積約2300平方メートルで、市西部の拠点図書館に位置付ける。蔵書は約20万冊からスタートし、将来的に約30万冊を目指す。1階は児童書や絵本をそろえ、2、3階は一部吹き抜けで、一般書が並ぶ。学習室やセミナー室、おはなしの部屋を備え、約300席を予定する。
 交流モールは、文化や芸術と触れ合える空間を想定し、1階の東側出入り口付近にカフェを設ける。(長谷部崇)

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