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オンライン公演の収録に向けて稽古する「阪神虎舞」のメンバー=神戸市長田区久保町6
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オンライン公演の収録に向けて稽古する「阪神虎舞」のメンバー=神戸市長田区久保町6

 岩手県沿岸部に伝わる民俗芸能・虎舞(とらまい)を継承する神戸など関西の舞い手グループ「阪神虎舞」の公演が6日午後1時20分から、オンライン配信される。新型コロナの影響で約1年ぶりの上演となる今回は、東日本大震災から10年となる節目を前に、地域文化の意義を発信する。

 虎舞は獅子舞に似ており、虎頭(とらがしら)を2人一組でかぶって踊る。トラがゆったりと戯れる「遊び虎」や、追い込まれて荒れ狂う「跳ね虎」、ササにかみつく「笹喰(ささば)み」などの演目がある。

 阪神虎舞は2018年に結成。東日本大震災当時に盛岡大の教授だった民俗学者、橋本裕之さん(59)=大阪府豊中市=が「阪神・淡路大震災の被災地、神戸に虎舞を“移植”できないか」と呼び掛け、神戸市長田区のNPO法人ダンスボックスが応じた。

 岩手県大槌町のグループ「城山虎舞」から技術を教わった阪神虎舞は、2018年の旗揚げ公演後、大阪・少彦名(すくなひこな)神社や西宮・広田神社での奉納、地域の祭りなどに参加してきた。

 新型コロナ禍を経た久しぶりの公演は、国立民族学博物館(大阪府吹田市)の特別展「復興を支える地域の文化-3・11から10年」の関連行事として企画された。事前に同館で収録した「遊び虎」など3演目と独自の即興演目を上演し、橋本さんや「阪神」と「城山」の舞い手らが、被災地の芸能などを語る。無料。同館のウェブサイトで見られる。同館TEL06・6878・8210

(吉田敦史)

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