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神戸三宮阪急ビルの地下1階に出店した仲塚元秋さん=神戸市中央区加納町4(撮影・吉田敦史)
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神戸三宮阪急ビルの地下1階に出店した仲塚元秋さん=神戸市中央区加納町4(撮影・吉田敦史)
神戸三宮阪急ビルの地下1階に出店した仲塚元秋さん=神戸市中央区加納町4(撮影・吉田敦史)
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神戸三宮阪急ビルの地下1階に出店した仲塚元秋さん=神戸市中央区加納町4(撮影・吉田敦史)

 阪急神戸三宮駅に直結する「神戸三宮阪急ビル」が26日、オープンした。新型コロナウイルス感染防止に向けた緊急事態宣言が発令される中、同ビル内で営業を続ける食品スーパー「阪急オアシス」の一角で、仏料理店開業を志す仲塚元秋さん(37)=兵庫県明石市=が3カ月限定の総菜店を出した。昨年に独立開業予定だったがコロナ禍で延期に。今回の出店を「開業する店をPRする絶好の機会」と位置付ける。(横田良平)

 仲塚さんは専門学校在籍時からホテルオークラ神戸に約10年勤務。3度の渡仏のほか、岡山や高松でも料理の腕を磨いてきた。

 昨年、働いていた店を辞め、神戸市中央区で共同経営者の佐藤猛さん(44)と仏料理店の開業を目指した。だが、コロナ禍で飲食店の時短営業が始まり、物件探しも難航。やむなく出店を延期した。

 この1年間はハローワーク通い。店の経理のためパソコン教室に通うなど、終日調理場にいたそれまでとはかけ離れた生活だった。「これまでと違う世界が見られ、視野を広げるいい機会になった」と語る。農作物収穫のアルバイトで知り合った農家などとの関係も生まれたという。

 今年に入り、同ビルで神戸市などが行う起業支援の募集を知った。神戸で開業を目指す人に、阪急オアシス神戸三宮店の飲食スペースの1区画を3カ月間提供する。「腕試しのつもり」で受けたが、料理の新規性や技術が評価され、出店第1号に選ばれた。

 仏料理を「華やかさの中に機能美がある」と考える仲塚さん。同ビルでは仏オーベルニュ地方の名物料理「パスカード」を販売する。クレープ生地を器に、さまざまな具を乗せて食べる。生地と5~6種類の総菜を並べ、生地や総菜のみでも提供。神戸近郊の食材にもこだわりたいという。緊急事態宣言発令に伴い、持ち帰りのみの販売とする。

 出店は7月末まで。その後、神戸・元町を第1候補に秋ごろの開業を予定する。コロナ禍が続き「店の切り盛りや集客など心配は山ほどある」と仲塚さん。だが「出店者に選ばれ、あらためて神戸に根を張る覚悟ができた。出店を次のステップにしたい」と意気込んでいる。

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