ポテチ「神戸ビーフ」第2弾は甘辛しょうゆ味 湖池屋が発売
2021/04/03 05:30
新商品を手にする(右から)神戸市つなぐラボの藤岡健担当部長、湖池屋の浜田豊志営業本部長、神戸レザー協同組合の片山喜市郎理事長、神戸タータン協議会の石田原弘会長=神戸市役所
神戸市と事業連携協定を結ぶ湖池屋(東京)は、ポテトチップス「JAPANプライドポテト 神戸ビーフ」の第2弾を全国発売した。粉末化した神戸ビーフと兵庫県産の淡口(うすくち)しょうゆを合わせて「甘辛醤油(しょうゆ)仕立て」味に仕上げた。パッケージには神戸の街をイメージしたチェック柄「神戸タータン」をあしらい、売り上げの一部は畜産農家などの支援に充てる。
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ホタテの味わいのチップス 湖池屋
同社は昨年8月、食を通じた地域活性化などで市と協定し、コラボ商品「淡路島の藻塩」味を発売した。3カ月で約100万袋を売り切り、1袋当たり1円を寄付した。市は北、西区の肉牛農家10戸の補助金に充てたという。
第1弾に続き「本神戸肉 森谷商店」(同市中央区)の神戸ビーフを粉末にしてチップスにふりかけた。ヒガシマル醤油(たつの市)の淡口しょうゆで味を付け、すき焼きのようなうまみを引き出した。
神戸タータン協議会の協力で、袋にはミナトブルーの神戸タータンを大きくデザインした。神戸の食や暮らしにまつわる情報も紹介している。
神戸レザー協同組合とも手を携え、神戸ビーフの革で小物入れを制作し、抽選で10人にプレゼントする。4日までに湖池屋の公式ツイッターから申し込む。
6月までに約100万袋を出荷する。コンビニ、スーパーなどで購入できる。今回も1袋当たり1円を市に寄付するといい、神戸ビーフの畜産農家や神戸レザーの職人を支援する。(初鹿野俊)