祝開業20周年 地下鉄海岸線が公募ヘッドマークで運行

2021/04/19 05:30

公募したヘッドマークのデザインが取り付けられた地下鉄海岸線の車両=三宮・花時計前駅

 神戸市交通局は、7月の市営地下鉄海岸線開業20周年を記念し公募したヘッドマークのデザインコンテストで、優秀賞10点を選んだ。8月まで、先頭と最後方の車両に同じマークを付けた計10編成が、2カ月ずつ前半と後半に分かれて同線を走る。(初鹿野俊) 関連ニュース 「エモい」「ステキ過ぎ」無機質空間に近未来ハート 神戸市営地下鉄 駅前の植栽、無残に伐採 風景一変、利用者戸惑い「少し乱暴では」 神戸市営地下鉄名谷駅前 新幹線の上を地下鉄が走る 日本で唯一、レアな瞬間の撮影に挑んだ

 コンテストは、就学前▽小学生▽高校生▽18歳以上-の各部門で1~3月に募集し、166人が作品を寄せた。20周年を意味する「20」や海岸線の愛称「夢かもめ」のほか、沿線の名所などをあしらったデザインが目立ったという。
 当初は優秀賞5点を選ぶ予定だったが、「優れた作品が多く絞りきれない」(交通局営業推進課)として、倍の10作品を選出した。
 前期(4月7日~6月7日)と後期(6月8日~8月9日)で、それぞれ異なる5編成を運行。入賞しなかった作品の一部も車両や駅などに掲示し、節目に向けたムードを盛り上げていきたいという。

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