五輪競泳NZ代表、神戸での事前合宿を中止 コロナのリスク回避
2021/04/30 05:30
神戸市役所=神戸市中央区
神戸市は、東京五輪に出場する競泳ニュージーランド(NZ)代表が、7月に市内で予定していた事前合宿を取りやめたと発表した。NZ水泳連盟から「新型コロナウイルスへの感染リスクを最小限にとどめるため、本国から直接選手村に入る」と連絡があったという。
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競泳NZ代表は、選手とスタッフ約10人が7月上中旬、中央区のポートアイランドスポーツセンターで事前合宿を予定していた。市国際スポーツ室は「感染リスクを考慮しての判断なので、やむを得ない。五輪での活躍を神戸から応援したい」としている。
市内ではほかに五輪の体操フランス代表、パラリンピックのオーストラリア代表(最大12競技)、競泳ネパール代表が事前合宿を予定しているが、取りやめは初。県内では、パラのシッティングバレーボールブラジル代表が、加古川市で予定していた事前合宿の中止を決めている。(長谷部崇)