パラ卓球女子代表の友野選手を応援 出身校周辺の住民、横断幕掲げる
2021/07/30 05:30
友野有理選手を応援する横断幕を掲げた地域住民ら=神戸市垂水区城が山1、山陽電鉄滝の茶屋駅
東京パラリンピック卓球女子代表の友野有理選手(神戸市垂水区出身、日体大)を応援しようと、出身校周辺の住民らによる「乙木ふれあいのまちづくり協議会」が中心となり、出場を祝う横断幕を用意した。小中学校やバスターミナル、駅構内に掲げ、大舞台での躍進を後押しする。
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友野選手は右半身に障害があり、肢体不自由者卓球を続けている。同競技は障害の種類や程度ごとにクラスが分けられ、友野選手は障害が中程度で立って競技をする「クラス8」でプレーする。
幅6メートル超の横断幕には、赤色で大きく「祝」としたためられ、種目や名前、出身小中学校などが書き込まれている。7月17日に出身校の乙木小学校と垂水東中学校に掲げ、同28日には山陽電鉄の協力を得て、滝の茶屋駅(垂水区城が山1)の改札付近にも取り付けた。垂水区役所西側のバスターミナルにもお目見えした。
同協議会の吹田徹治委員長(67)=同市垂水区=は「横断幕を見た子どもたちの中から、友野選手のように国際大会を目指すような選手が出てきてくれたら」と期待を寄せていた。(大橋凜太郎)