自宅からの避難地図作ろう 神戸市、説明会の受講団体を募集

2021/08/03 05:30

マイ避難マップ作りの説明会の内容を記したチラシ(抜粋)

 神戸市は、自宅から避難先までの経路を記した「マイ避難マップ」作りを進めてもらおうと、防災士による説明会「みんなで学ぶ『土砂災害・洪水からの避難』」を開催している。自治会やPTA、地域の集まりなどの任意団体(10人以上)を対象に、参加申し込みを受け付けている。 関連ニュース 甲南医療センター過労自殺 遺族が会見「医師を守れない病院に患者を守れるのか」 「数学・理科甲子園ジュニア」須磨学園中が優勝 準優勝は明石市立大久保中 甲南医療センターの26歳医師、過労自殺で労災認定 直前1カ月の時間外207時間、休日なし3カ月

 土砂災害警戒区域や洪水浸水想定区域に住む市民を中心に、適切な避難行動を知ってもらおうと2016年度に始まった。新型コロナの影響で開催が見送られた20年度を除き、毎年約50~70団体の約千~1500人が参加。両区域外からの応募も受け付ける。
 市の委託を受けた兵庫県防災士会会員が、申し込んだ団体の地域に出向いて説明会までに下調べ。参加者は説明会当日、それぞれ避難所までのルートを落とし込んだ地図を作ったり、危険箇所や身を守る方法を教わったりする。
 開催希望日の2週間前までに申し込む。締め切りは11月26日。無料。会場は市内で、使用料も含め参加団体で用意する。
 申し込みは専用フォーム(市の公式サイトから接続)で希望日時や会場名などを入力する。県防災士会への電話(TEL090・3263・0574、平日のみ)、ファクス(078・330・0031)、メール(kobedosya@gmail.com)でも可能。
(初鹿野俊)

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