アートビレッジセンターに児童書コーナー、自習室設置 20日まで
2021/08/07 05:30
広々とした図書コーナーで絵本を読む親子=神戸市兵庫区新開地5
神戸アートビレッジセンター(神戸市兵庫区新開地5)に、子ども向けの図書コーナーと中高生の自習室が設けられている。20日までで、利用無料。
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同センターは文化芸術の創造・発信拠点として、神戸市が1996年に開設し、ホールやシアター、ギャラリーを備える。
アートに関心がある人以外にも気軽に使ってもらおうと、子ども向けに一部施設を初めて開放した。
「こども図書コーナー」は、1階フリースペースの約50平方メートルに畳を敷き、小学生以下の子どもと保護者が、兵庫図書館から借りた絵本や児童書など約300冊を自由に読める。貸し出しは不可。大学職員の女性(30)=兵庫区=は、娘(3)と一緒に絵本を読んで「畳がすごく落ち着く。また来たい」と笑顔だった。
13、15、18日は、大学生による絵本の読み聞かせを予定(詳細は市のホームページから)する。
中高生の自習室は3階会議室に設置し、定員16人。こども図書コーナー、自習室とも予約不要。午前10時半~午後8時、火曜休館。市文化交流課TEL078・322・6453
(貝原加奈)