新型コロナに感染した妊婦、5病院で受け入れ 神戸市
2021/08/21 05:30
神戸市役所=神戸市中央区
千葉県柏市で新型コロナウイルスに感染した妊婦の搬送先が見つからず、自宅で早産し赤ちゃんが死亡した問題を受け、神戸市は20日、感染した妊婦を受け入れられる医療機関を今後増やす方向で調整を進める意向を明らかにした。
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市によると、市内ではコロナに感染した妊娠8カ月以降の妊婦については、市立医療センター中央市民病院(中央区)で受け入れている。このほか市内4病院で、その病院を利用する妊婦が感染した場合、入院できる体制を整えている。
市内では同日現在、コロナに感染した妊婦7人が療養中で、うち4人が入院、3人が自宅療養中という。
市は「今のところ妊婦の搬送先が見つからないといった問題などは起きていないが、できるだけ入院できる病院を増やせるよう調整したい」としている。(三島大一郎)
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