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中央は折れたが、周囲の枝葉が生い茂っている=神戸市中央区二宮町3
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中央は折れたが、周囲の枝葉が生い茂っている=神戸市中央区二宮町3

 JR三ノ宮駅から歩いて数分の二宮神社(神戸市中央区二宮町3)。境内を散策していると、1本のケヤキに目を奪われた。中央の幹が途中からなく、それを囲むかのように枝葉が茂っている。

 宮司の山西乙平(おとひら)さん(83)によると、戦時中、空襲の焼夷弾(しょういだん)が木に直撃して幹が折れたという。樹齢630年というご神木。何とも悲しい歴史だが、木はやがて、枯れるどころか周囲から枝が伸び始めてきた。

 山西さんがかつて木に登った際、幹の中に大きな空洞を見つけ、雨水がたまらないようにふたをしたそうだ。今では夏に緑がまぶしく生い茂り、秋冬は落ち葉のそうじが大変なほど。「強い生命力を感じます」と山西さん。災難を乗り越えてきた大木を見上げ、思わず一礼した。(安福直剛)

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