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啓明学院吹奏楽部が神戸国際大付属高校野球部に送ったメッセージ動画(啓明学院提供)
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啓明学院吹奏楽部が神戸国際大付属高校野球部に送ったメッセージ動画(啓明学院提供)
啓明学院吹奏楽部が投稿した応援動画(インスタグラムより)
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啓明学院吹奏楽部が投稿した応援動画(インスタグラムより)

 今年の夏の甲子園は、スタンド応援でブラスバンドの生演奏が解禁されたのもつかの間、新型コロナによる緊急事態宣言で2回戦から一転禁止となった。8強入りした神戸国際大付属高校野球部(神戸市垂水区)の応援に加わった啓明学院(同市須磨区)吹奏楽部は、2回戦以降、「スタンドに入れなくても応援を届けたい」と、演奏風景を収めた動画を同部のインスタグラムに投稿し続けた。同部には神戸国際野球部から感謝を伝える動画が届き、啓明も返信。深めた絆を確認し合った。(大橋凜太郎)

 甲子園での合同演奏は2017年、吹奏楽部員が少ない神戸国際大付が、顧問同士のつながりがあった啓明学院の協力を得て実現。今春のセンバツでは生演奏が許されず、事前録音を流したため、夏の甲子園が4年ぶりの演奏機会となった。

 北海(南北海道)との1回戦では、聖地に豊かな音色を響かせて初戦突破を後押し。緊急事態宣言発令で2回戦から生演奏はできなくなったが、啓明学院の生徒は「遠くからでも応援する気持ちを伝えたい」と、インスタに演奏風景を収めた動画を投稿することにした。3回戦を前にスマートフォンで撮影。プロレスラーの入場テーマ曲など、1曲ずつの動画計3本をネット上にアップしていった。

 野球部は1点差ゲームを次々とものにし、8強入りを果たした。準々決勝の近江(滋賀)戦でも、九回2死から代打攻勢で4点差を追い付く驚異的な粘りを見せた。啓明学院の生徒もそれぞれ、自宅のテレビの前で興奮に包まれながら見守ったという。

 準々決勝終了後、野球部からは応援に対するお礼の動画が届いた。啓明学院も、吹奏楽部の生徒たちが並んで「甲子園へ連れて行ってくださり、ありがとうございました」と感謝を伝える動画を用意して返した。

 同校吹奏楽部部長の藤井風月さん(18)は「グラウンドの選手と心が一つになったと感じた。困難に立ち向かう姿勢に、心を打たれた」と声を弾ませて振り返った。

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