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岸本愛望さんがデザインしたテープカッターと意匠登録証=神戸市兵庫区和田宮通2、兵庫工業高校(画像の一部を加工しています)
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岸本愛望さんがデザインしたテープカッターと意匠登録証=神戸市兵庫区和田宮通2、兵庫工業高校(画像の一部を加工しています)

 兵庫工業高校(神戸市兵庫区)のデザイン科3年岸本愛望(あいみ)さん(17)がデザインしたテープカッターが、若い世代のアイデアを評価する「デザインパテントコンテスト」で優秀賞に輝き、意匠権を取得した。同校の生徒としては初めて。企業などと協力すれば製品化される可能性もあるといい、自らのデザインを人の役に立てる夢に向かって一歩を踏み出した。(小野萌海)

 コンテストは、若い世代に知的財産制度の理解を深めてもらおうと、文部科学省や特許庁、日本弁理士会などが主催する。高校生や高等専門学校生、大学生らからデザインを募り、入賞者には弁理士の相談料や出願料などを支援し、意匠権を取るまでの手続きを体験してもらう。

 同校では2020年秋に、デザイン科プロダクトデザインコースの2年生12人がテープカッターのデザインを応募した。優秀賞に選ばれた岸本さんのデザインは21年8月、意匠登録された。

 受賞作品は、2本足のタワーの形で、背面のくぼみにテープをはめ込んで回転させ、頂点に取り付けた歯でカットする。奥行き1・7センチの薄型で、棚や引き出しにしまいやすく、そのままオブジェとして部屋に飾れる。

 自身が普段使うテープカッターが大きくて重く、持ち運びや収納に不便だったために思いついた。幼い頃からものづくりが好きで、日常で「これがあったら便利だな」と感じることからデザインのアイデアが生まれるという。

 意匠登録が完了し、特許情報を公開するサイトのデータを見て「自分のデザインが世の中に出たと実感した」と岸本さん。卒業後は就職して「ものづくりを通して誰かを笑顔にできる生活空間を作りたい」と夢を膨らませる。

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