親善大使「スマイル神戸」3人決定 「神戸の魅力、私たちが伝えます」

2021/10/02 05:30

神戸市の親善大使「スマイル神戸」に選ばれた(左から)藤本優さん、磯見朋香さん、萬谷美里さん=神戸市内(撮影・坂井萌香)

 まちの魅力を内外に発信する神戸市の親善大使「スマイル神戸」の16期生3人が決まり、1日に久元喜造市長を表敬訪問した。3日の「KOBE観光の日」から1年間、イベントに出席したり、会員制交流サイト(SNS)で発信したりしてPRする。 関連ニュース ミス日本代表は神戸出身で東大生のリケジョ “ミスコンV”は研修医 ミス・ユニバース世界大会に挑む日本代表 原動力は、幼い頃抱いた外見のコンプレックス

 市や神戸観光局、神戸商工会議所、神戸新聞社でつくる実行委員会が2005年に始めた。今回は新型コロナウイルスの影響で2年ぶりの募集となり、28人の応募者から、会社員の磯見朋香さん(22)=同市北区、関西大2年の藤本優さん(21)=同、同志社大3年の萬谷美里さん(20)=同市西区=が選ばれた。
 フラワーアレンジメントをたしなむ磯見さんは、唐揚げ店巡りが趣味という一面もある。「新型コロナで人と人とのつながりが希薄になっている今こそ、『チーム神戸で頑張ろう』という思いを届けたい」と意気込む。
 マサイ人を敬愛する萬谷さんは実際にタンザニアなどを訪れ、現地で「第二の家族」と呼べる関係性を築いた。休日は祖母との食べ歩きを楽しむが、「祖母の笑顔が好き。もっと多くの人を笑顔にするお手伝いがしたい」と顔をほころばせる。
 中学、高校で放送部に所属していた藤本さんは「人前に出るのが好き」と話す。地元北区のイチゴが大好物といい「地元の魅力を、自分の声で伝えたい」と声を弾ませていた。(大橋凜太郎)

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