衆院選・兵庫2区 立候補者の第一声

2021/10/20 05:30

国会議事堂(資料写真)=東京都千代田区永田町1

(上から届け出順) 関連ニュース 「2馬力選挙」巡り議論本格化 兵庫県知事選などで論点 来夏の参院選控え、公選法のあり方課題 健全な選挙のため法整備を 兵庫県議会が国に意見書提出 参政党が建築士の藤原氏擁立 次期参院選兵庫選挙区

■市民の声を形にしたい 船川治郎氏(54)立・新
 前回立候補した4年前とは違う。誰よりも長く駅に立ち、多くの声を聞いてきた。表層でなく根本的な問題を考えられるようになった。自分が議員だったら、もっと早く確実に要望に応えられたのにと悔しさがある。
 不安に寄り添い、希望に変える政治がしたい。コロナ禍の経済対策では、消費税率を下げて商店や飲食店、中小企業に回るお金を増やし、雇用を守る。首都機能は分散させ、地方を活性化させる。大多数の国民のための政治をする。
 優しさ、人情があるこのまちの良さを全国に広げたい。若者が定着し、元気なまちにする。やってきたことを政界にぶつけ、市民の声を形にしたい。

■命と暮らし両方を守る 赤羽一嘉氏(63)公・前=自推薦
 衆院選の争点は、これからの国のかじ取りをどの政権に託すかだ。さまざまな危機から、政権は国民の命と暮らしを守る責任がある。
 新型コロナウイルス対策で、公明党は現場の声を踏まえて対応し、ワクチン接種を最初に提案した。菅義偉前総理が叱咤(しった)激励し、政府与党は1日130万~140万回の接種を可能にした。批判もあったが、こうした事実を自信を持って訴えたい。
 立憲民主、共産党は国民の命が大切と言うが、命と暮らしの両方が重要だ。経済活動は後回しにできない。選挙目当ての野合は混乱を生む。大事なかじ取りは自公政権が担う。その覚悟を証明するために勝ち抜く。

■希望の持てる暮らしを 宮野鶴生氏(64)共・新
 コロナ危機の経験を踏まえ、どういう新しい日本をつくるのか。政権交代が懸かった歴史的な選挙だ。
 コロナの感染爆発と医療崩壊は、医療と公衆衛生を切り捨ててきた政治の責任で、人災だ。私は医療、介護の仕事を30年以上してきた。「医療・公衆衛生再生プログラム」を国会で実現し、皆さんのお役に立ちたい。
 弱肉強食の新自由主義をやめる、気候危機の打開、ジェンダー平等、憲法9条を生かした平和外交-の党が訴える「四つのチェンジ」で自公政権を終わらせ、国民が安心し、希望を持って暮らせるようにする。「比例は日本共産党」。この声を広げ、躍進を勝ち取らせてほしい。
※立候補者氏名欄の各略称は、自=自民、立=立民、公=公明、共=共産、維=維新、国=国民、無=無所属。前=前職、元=元職、新=新人。
【特集ページ】衆院選2021

神戸新聞NEXTへ
神戸新聞NEXTへ