神戸港、上から見るか「人」に見立てるか…1960年代から現在までの歩み作品に 2作家が企画展

2021/11/25 05:30

神戸港の歩みをたどる企画展に鳥瞰図を出品した青山大介さん=神戸海洋博物館

 1960年代から現在までの神戸港の歩みをたどる企画展「神戸みなと物語 アジアのマザーポートへ」が、神戸市中央区波止場町の神戸海洋博物館で開かれている。絵画やパネルなど計約70点を展示している。12月12日まで。(安福直剛) 関連ニュース 甲南医療センター過労自殺 遺族が会見「医師を守れない病院に患者を守れるのか」 「数学・理科甲子園ジュニア」須磨学園中が優勝 準優勝は明石市立大久保中 神戸市消費者物価指数、7月は3.3%上昇 生鮮食品を除く、食関連の幅広い値上がり続く


 同館の主催。鳥瞰図(ちょうかんず)絵師青山大介さん(45)と画家谷川夏樹さん(45)が、「栄光の摩耶ふ頭」と題した昨年に続いて企画した。2人は芸術技法は違うが、神戸港の魅力発信に向けてそれぞれ活動している。
 絵画は17点で、日本で初めて専用船でコンテナ荷役が行われ、ガントリークレーンが稼働した67、68年の港を緻密に再現した鳥瞰図や、95年の阪神・淡路大震災の様子を描いた作品が目を引く。コンテナなどの視点から震災やその後の復興を表現している。
 2017年、30年ぶりに神戸港で引き揚げられたタイムカプセルの中身も並べる。また、神戸観光局や神戸海上保安部など港に携わる関係当局から貴重な写真資料などが寄せられ、併せて紹介している。
 青山さんは「神戸にとって港の存在は欠かせない。幅広い世代に歩みを知ってほしい」、谷川さんは「コンテナを擬人化するなど子どもにも分かりやすいよう工夫した。港からの視点で震災を改めて振り返ってもらえれば」と話している。
 月曜休館。2人のギャラリートークを11月27日午前11時と午後2時から開く。各回先着10人。同館TEL078・327・8983

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