冬限定、ロウバイの御朱印 神戸の神社が500部準備「晴れ晴れとした気分で新年を」
2021/12/10 05:30
青い空と黄色いロウバイで華やいだ意匠の御朱印=一宮神社
参拝客が増える年末年始に向け、神戸市中央区山本通1の一宮神社が、名物のロウバイをあしらった限定御朱印を用意した。鮮やかな青空に黄色い花をちりばめた華やかな意匠で、同神社は「晴れ晴れとした気分で新年を迎えてほしい」と願う。
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ロウバイは中国原産の落葉樹。直径約2センチの花はろう細工のような光沢があり、ウメのように甘く香る。同神社では、阪神・淡路大震災で倒壊した社務所を再建する際に植樹。例年12月から2月にかけ開花し、参拝客を楽しませている。
今回の御朱印は、ロウバイの花期や華やかさ、めでたさなどから冬場・正月にふさわしい題材として考案した。花が残る2月上旬ごろまでの授与を想定し500部を準備。評判次第で増刷も検討する。山森大雄美(おおみ)宮司(84)は「コロナで人心が落ち込んでいる時だからこそ、明るい気分を演出したい」と話した。
御朱印の受け付けは午前9時~午後5時、初穂料500円(限定御朱印)。インスタグラム(@kobeichinomiyajinja)でも情報発信中。同神社TEL078・221・1281
(中西幸大)