神戸市、オリックスにスポーツ特別賞 昨季25年ぶりパ・リーグ優勝
2022/01/12 05:30
神戸市スポーツ特別賞を受けたオリックス・バファローズの中嶋聡監督=神戸市役所
神戸市は11日、昨季25年ぶりのパ・リーグ優勝を果たしたオリックス・バファローズに「市スポーツ特別賞」を贈った。ブルーウェーブ時代、阪神・淡路大震災の被災者を励ます「がんばろうKOBE」を合言葉にリーグ制覇した1995年と日本一に輝いた96年以来、3回目の受賞。贈呈式で中嶋聡監督(52)は「神戸の人が優勝を喜んでくれてうれしい」と語った。
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同賞はこれまで、国内外で特に優秀な成績を収めた個人延べ100人、延べ45団体に贈呈。オリックス関連では、当時所属選手だったイチローさんが、日本球界初のシーズン200安打を成し遂げた94年に個人として受賞している。
オリックスは昨季、1990年代の栄冠を選手として経験した中嶋監督が指揮官に就き、1年目でリーグの頂点に。かつての本拠地、ほっともっとフィールド神戸(同市須磨区)ではリーグ戦6試合、日本シリーズでも1試合を戦った。
市役所での贈呈式で中嶋監督は神戸への思いを問われ、「(本拠地は)大阪に移ったが、今も心の中ではでかい」と表現。来季の神戸開催は8試合で「神戸のファンに楽しく、強い試合を見せたい」と飛躍を誓った。(初鹿野俊)