「3日はいても臭わない」ボクサーパンツ 大学生発信の下着、神戸阪急に登場

2022/02/05 05:30

神戸阪急に設けられたワンノバの販売コーナー=神戸市中央区小野柄通8

 大学生が代表取締役を務める男性下着メーカー「One Nova(ワンノバ)」(東京)のポップアップストアが、神戸・三宮の神戸阪急7階に登場した。「3日はいても臭わない」を売りにしたボクサーパンツが購入できる。15日まで。 関連ニュース 男性パンツの「窓」はいずれ絶滅危惧種に? 40代「前開き使わず用を足す」が47%「開いてる意味が分からない」の声も 好きな女性の下着の色は? 最多は女性「黒」、男性「白」と男女で差 アンケート調査 女性が支持する「ブラジャー」とは!? 本気でバストのことを考えた「ブラ総選挙」

 バレンタインにチョコレートと合わせて下着を贈る女性が増えていることから、神戸阪急が下着ブランドを集めた特設ブースを設置。ワンノバは兵庫県初出店となる。
 同社は慶応大学4年の高山泰歌(たいが)さん(23)=東京都=が、2017年に同級生と共に立ち上げた。「『社長』の響きがかっこいい」と、中学生の頃から起業に憧れていた高山さん。「生活の中で一番触れているものを手掛けたい」という思いから、下着を選んだ。
 パンツの生地には環境に優しいメリノウールやブナの木の繊維を使用。伸縮性や通気性に優れ、滑らかな肌触りにこだわったという。
 1着4950円(税込み)。カラーは紺色やオレンジなど8色、サイズはS-XXXLを用意する。プラス1100円(同)で、腰の後ろ側に20文字以内で好きな文字を刺しゅうできる(仕上げまでに約3週間必要)。
 高山さんは「他のブランドとは違う触り心地を体感してほしい」とPR。大学卒業後も会社運営を続けるといい、「寝具や生活用品など、日常の気持ちよさを追求していきたい」と意気込みを語った。(名倉あかり)

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