「デブ猫ちゃん」神戸市役所訪問 市長が地元の魚や歴史PR

2022/03/10 22:48

神戸の魚を手にした久元喜造市長と記念写真を撮るマル=神戸市役所(撮影・名倉あかり)

 4月16日から本紙で連載が始まる創作童話「かなしきデブ猫ちゃん」をPRするキャラバンが10日、神戸市役所を訪れた。主人公で3歳のオス猫「マル」(着ぐるみ)と対面した久元喜造市長は、垂水漁港で水揚げされたタイやウマヅラハギなどをPRした。 関連ニュース 集団疎開、寂しさ耐えがたく 卒業で「覚悟して」空襲迫る神戸へ 92歳、語り継ぐ戦争体験 初心者も楽しめる「冬の六甲山ハイキング」 参加者募集、県山岳連盟がガイド 1月25日 兵庫県公館の庭にとらわれの老犬? 実は美術作品、足元ぐらつき周囲にロープ 「完治」の日はいつ

 「デブ猫ちゃん」は、2018年に愛媛新聞で連載が始まった。小説家の早見和真さんが文を、絵本作家かのうかりんさんが絵を担当する。今年1月まで同紙に掲載され、アニメがNHKでも放送された。兵庫シリーズは4月16日から毎週土曜日の朝刊に掲載する。
 連載スタートを前に神戸新聞社がキャラバンを結成し、2月以降、兵庫県福崎町や西脇市などを訪問している。
 「神戸のフランスパン」を手にしたマルに、久元市長は「かわいくて、存在感があるね」と話し掛け、箱詰めされた垂水の鮮魚を示しながら「神戸の魚は最高においしい」などと紹介。五色塚古墳(垂水区)や東山商店街(兵庫区)などを挙げ、神戸の魅力を次々に語った。(三木良太)

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