「阪神KANお散歩マップ」第6弾が完成 コーヒー、紅茶の名店を紹介
2022/03/15 05:30
喫茶店やコーヒーショップを特集した「阪神KANお散歩マップ」の最新号=神戸市東灘区役所
阪神電車沿線の阪神間モダニズムについて発信するリーフレット「阪神KANお散歩マップ」の第6弾が完成し、神戸市東灘区役所などで配布されている。2019年度から「建築」「スイーツ・パン」「文学」などのテーマごとに毎年2種類ずつ発行し、今回の「珈琲・紅茶」編で完結。東灘区のほか、兵庫県西宮、芦屋市の名店などを写真と地図付きで紹介している。
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阪神電鉄と沿線自治体でつくる「阪神間連携ブランド発信協議会」が発行。ジャンル別に観光モデルコースやコラムなどの情報を掲載し、A5判に折りたたんで持ち運べるのが特長だ。
第6弾は、明治期の鉄道開通に伴い実業家や芸術家が移り住み、新しい文化を積極的に取り入れた気風から、阪神間に今もコーヒーや紅茶の文化が根付いていることに焦点を当てた。
プロ野球の阪神で監督を務めた故・星野仙一さんが足しげく通った「珈琲館 尾賀」(神戸市東灘区)や、世界中から厳選した約70種類の紅茶を販売する「ウーフ」(芦屋市)など約20店舗を掲載。複数店舗を巡るモデルコースも提案している。
3万部発行。東灘区役所や芦屋、西宮市役所、阪神電車の駅などで無料配布。東灘区まちづくり課TEL078・841・4131
(井上太郎)