「みなと異人館」3年ぶり公開へ 6月4日、先着順に整理券

2022/05/29 05:30

みなと異人館の館内(シスメックス提供)

 神戸市中央区・ポートアイランドの北公園にある明治期の洋館「みなと異人館」(同区港島2)が6月4日午前10時~午後5時、無料で一般公開される。新型コロナウイルスの影響で、3年ぶり。神戸港の歴史を伝えるパネルも展示される。(名倉あかり) 関連ニュース 奥谷氏が立花氏を刑事告訴 兵庫県議会百条委委員長 SNSなどで虚偽内容を投稿、事務所前の街宣には被害届提出 マリンピア神戸、売上高1.5倍狙う 26日に再オープン 人工ラグーンで体験型イベント充実 巡査が無断欠勤で東京ディズニーランドへ 兵庫県警が処分 借金400万円「お金の指導が嫌になった」

 木造2階建て延べ約374平方メートル。1906年に英国人ヘイガー氏の邸宅として北野町(現中央区)に完成した。78年に市が譲り受けて現在の場所に移築し、喫茶店や結婚式場に使われた。
 2008年に閉館し、12年から臨床検査機器・試薬メーカーの「シスメックス」(同区)が借受人に。14年、市の景観形成重要建築物(現指定景観資源)に指定された。
 年1回一般公開していたが、20、21年は新型コロナの感染拡大で中止。今年は例年のようなジャズ演奏やドリンクサービスはない。
 入館は感染対策で常時50人に制限し、午前10時と午後1時に現地で先着順に整理券を配る。シスメックスTEL078・265・0500

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