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頼れるチームメートとともに中学最後の大会に臨む大浜悠さん(手前左)と岡元春香さん(同右)=兵庫中
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頼れるチームメートとともに中学最後の大会に臨む大浜悠さん(手前左)と岡元春香さん(同右)=兵庫中
投球の精度を磨いて背番号1を勝ち取った大浜悠さん=兵庫中
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投球の精度を磨いて背番号1を勝ち取った大浜悠さん=兵庫中
抜群のキャプテンシーでチームを引っ張る岡元春香さん=兵庫中
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抜群のキャプテンシーでチームを引っ張る岡元春香さん=兵庫中

 18日に開幕した神戸市中学校総合体育大会の野球に、兵庫中(兵庫区永沢町4)の2人の女子選手が出場する。ともに3年の大浜悠(はるか)さん(14)と岡元春香さん(14)だ。2018年に全国制覇も果たした強豪で、大浜さんは背番号1のエース、岡元さんは主将としてチームを引っ張る。2人の「はるか」が、中学生活最後の大会に挑む。(小川 晶)

 2人は、兵庫区内の別々の小学校出身で、地元の少年団で野球と出合った。中学進学に当たり、女子野球のクラブチームでプレーする選択肢もあったが、兵庫中の前監督の誘いもあり、同じユニホームに袖を通すことになった。

 兵庫中は、公立ながら18年の全日本少年軟式野球大会で優勝するなど市内の強豪として知られる。中学生になり、男女の体力的な差も広がる中、2人はひたむきな努力を続け、レギュラーを勝ち取った。

 「3年になって、男子とのパワーとスピードの違いをより強く感じるようになった」と明かす大浜さん。緩急の利いたスライダーと、バットの芯を外すツーシームに磨きをかけ、打者をねじ伏せるのではなく、コントロールの精度で勝負するよう心掛ける。

 一方、一塁手の岡元さんは、1年の頃から主将候補だったという。現監督の福寿駿矢さん(29)は「リーダーシップがあるだけでなく、視野が広く、細かい気遣いなどもできる」と存在感の大きさを認める。

 大会を主催する市中体連によると、例年市内の80~90チームが参加するが、女子選手のベンチ入りは数チームにとどまり、エースと主将の中核を担うケースは極めて珍しいという。

 だが、2人はあくまで一人の選手であることを強調する。大浜さんは「ライバルと平等に競い合って、その上でエースを張れているところを見てほしい」。岡元さんは「『女子だからすごい』ではなく、人として、男女の区別なしに認められたい」と望む。

 副将として2人を支える捕手の入江修斗(なおと)さん(14)も「女子選手がいるチームは少ないけれど、『僕らとはチームの作り方が違うのかな』というくらい。男女の差は特に感じないし、一人のチームメートとしてみんな接している」と話す。

 大浜さんと岡元さんの入学後、兵庫中の最高成績は市でベスト4。シード校として25日に初戦を迎える最後の大会に向けて、「一つ一つしっかり勝って、優勝旗を取りたい」と声をそろえた。

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