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「瀕死の白鳥」を踊るオレナ・ドブリャンスカさん=ザ・シンフォニーホール
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「瀕死の白鳥」を踊るオレナ・ドブリャンスカさん=ザ・シンフォニーホール

 ロシア侵攻の戦禍を逃れ、ウクライナ南部のオデッサから神戸市北区へ避難してきたバレエダンサー、オレナ・ドブリャンスカさんが25日、大阪市のザ・シンフォニーホールであったコンサートに出演した。母国への思いを胸に、約3分の演目「瀕死(ひんし)の白鳥」を披露。たった1羽で湖面に浮かぶ傷ついた白鳥を舞い、生と死の葛藤を表現した。

 コンサートは、オーケストラ「シンフォニア・アルシスOSAKA」を主宰する指揮者の守山俊吾さん(80)=兵庫県川西市=らが、ウクライナへの人道支援を目的に企画した。オデッサのバレエ団でプリンシパルを務めるドブリャンスカさんが4月に来日したことを知り、出演を依頼した。

 張り詰めた空気の中、ドブリャンスカさんは純白の衣装でステージに登場。つま先立ちで小刻みにステップを踏み、左右に広げた腕を滑らかに波打たせる。倒れながら、なおも生きようともがく白鳥。迫真の演舞は、ウクライナの現状とも重なり、観客たちの心を打った。

 「いつもウクライナのことを思っている」と母国への愛を語るドブリャンスカさん。約4カ月ぶりのステージだったといい、上演後は「たくさんのお客さんに見てもらい、気持ち良く踊れた。一人一人に感謝」と胸をなで下ろした。(藤森恵一郎)

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