パンダの生態や保全活動知って 中国の専門家2人が講演 31日、神戸・動物園ホール

2022/07/21 14:00

神戸新聞NEXT

 神戸市立王子動物園(同市灘区)のジャイアントパンダ旦旦(タンタン)の体調管理のため、中国から神戸へ来た専門家2人による講演会が31日、動物園ホール(同区王子町3)で開かれる。 関連ニュース 立てない、歩けない…動物園の人気者ガチョウが歩行器で“爆走リハビリ” 声援を力に回復するもまだまだ毎日1時間 見守る飼育員の思いを聞いた 夜行性の動物たち、とくとご覧あれ 王子動物園、11~13日に「トワイライトZOO」 冷えた座面、気持ち良く 神戸市内2カ所にクールベンチ こうべ花時計前、王子動物園

 中国でのジャイアントパンダの保全活動について知ってもらおうと、同園が企画した。
 講演するのは中国ジャイアントパンダ保護研究センターの獣医師と飼育員。5月に来日し、同園で心臓疾患になったタンタンの病状把握などを続けている。
 当日は「パンダの救護と野生復帰」や「1才までの成長の変化」をテーマにそれぞれ話す。
 講演会は無料だが、動物園の入園料は必要(高校生以上600円、中学生以下や県内在住の65歳以上、障害者は無料)。当日は同時通訳付き。
 対象は小学生以上200人。応募多数の場合は抽選になる。申し込みは同園ホームページのイベント情報から。代表者の住所や連絡先などを記したはがきでも受け付ける。同園TEL078・861・5624
(名倉あかり)

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