新型コロナワクチン 神戸市の集団接種213人が液量不足

2022/09/01 09:50

新型コロナウイルスのワクチン接種=神戸市中央区港島南町2、市立医療センター中央市民病院(資料写真)

 神戸市は31日、市役所内に設けた新型コロナウイルスワクチンの集団接種会場で、計213人に打ったワクチンの量が不足していたと発表した。 関連ニュース 加西市、再生エネルギー浸透へ新会社 太陽光発電所を整備、公共施設手始めに供給目指す 神戸スティーラーズ、応援しよう 県民対象に300円で観戦券販売 1月19日ノエスタ 楽天・小深田「また受賞を」 ソフトバンク育成・津嘉山「プロで頑張る」 神戸国際大付高OB会が激励

 市によると、同接種会場で28、29日、ワクチン希釈用の注射針を誤って接種に使用。3分の2の量しか接種できなかったという。
 会場では薬剤室内の棚で針を保管していたが、希釈用の針が間違って接種用の針の所に置かれていたという。市は「医療用の針のため、健康への影響はない」と説明。接種量の不足については「規定の半分以上の量が接種されていれば効果は得られる」として再接種は予定しないという。(三島大一郎)
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