オミクロン株対応ワクチン、27日から順次接種開始 神戸市

2022/09/16 05:30

新型コロナウイルスのワクチン接種=神戸市中央区港島南町2、市立医療センター中央市民病院(資料写真)

 新型コロナウイルスオミクロン株対応ワクチンの接種が、神戸市内の一部の集団接種会場で27日から受けられる。その後順次、大規模会場や医療機関でも可能になる。市は「従来のワクチンを上回る重症化予防効果が期待できる」とする。(名倉あかり) 関連ニュース 加西市、再生エネルギー浸透へ新会社 太陽光発電所を整備、公共施設手始めに供給目指す 神戸スティーラーズ、応援しよう 県民対象に300円で観戦券販売 1月19日ノエスタ 楽天・小深田「また受賞を」 ソフトバンク育成・津嘉山「プロで頑張る」 神戸国際大付高OB会が激励

 市内の集団接種会場16カ所や、神戸ハーバーランドセンタービル(中央区)の大規模接種会場、個別の医療機関で接種でき、21日から順次予約を受け付ける。
 今回使用するのは、従来株に加え、オミクロン株の発生当初に広がった「BA・1」に対応するファイザー製とモデルナ製のワクチン。10月以降、その後の派生型「BA・4」や「BA・5」用のワクチンへ切り替わる可能性がある。
 対象は、2回目接種を完了した12歳以上の市民。21日から3、4回目接種を受けていない60歳以上や医療従事者らの予約を受け付ける。28日にエッセンシャルワーカーの、10月5日に50代の予約が可能になる。対象者全員が予約できるようになるのは10月中旬以降。
 神戸ハーバーランドセンタービルの大規模接種会場は、金曜と土日祝の午前10時~正午、午後1時半~4時半に開き、初日は30日。初回接種者向けに従来のワクチンも扱う。予約優先だが、予約なしでも受けられる。
 16カ所の集団接種会場については、扱うワクチンや接種可能な曜日などを市のワクチン特設サイトで確認できる。
 また、市はこれまでの接種回数や年齢を答えると予約時期などが分かる「予約ができる日ナビ」=QRコード=の運用も始めた。市新型コロナワクチン接種コールセンターTEL078・277・3320
【兵庫のコロナ情報】←最新のコロナニュースはこちら

神戸新聞NEXTへ
神戸新聞NEXTへ